失われた商店街の不動産を活用した民営の『やちまたユースセンター』始動！放課後は毎日無料開放、ユースと民間施設でマチは変われるか。

2014.10.30

　RAW SKOOL初の、『場づくり』実験プロジェクトが始動します。

　今回は、千葉県八街（やちまた）市の不動産プロデュース会社「株式会社ハココト（小藪和美社長、以下、ハココト）」さんの事業に、RAW SKOOLがプロデュースパートナーとして協働します。

◆「あそびは、まなび。」青少年向けの施設がない街に、民間でユースセンターをつくる、という実験

　今回の舞台、千葉県八街市は、人口7万人あまりの典型的な郊外都市。市の財政も潤沢ではなく、青少年向けの施設がありません。駅前の商店街も、シャッターが目立つ、いわば「失われた商店街」の状態です。
　全国的にそうであるように、社会福祉費の肥大化で、人生の大切なステージにある中高生や若者向けの予算がなかなか確保できません。

◆中高生の夢や衝動を応援したい。多目的フロアーを、毎日無料で開放！

　その八街駅南口商店街の一角にあるビルを活用してつくられたのが、今回のプロジェクト「やちまたユースセンター」です。大きなダンスフロアを備え、特に、まちの中高生の拠点にしてもらおうと、平日の放課後時間（毎日15時〜18時）は無料で開放し、ダンスや演劇、音楽演奏など、「民で運営する21.5世紀型児童館」と称して、さまざまな活動を後押しする交流拠点をめざします。