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3/24 RAW SKOOL Lab. YOSSHIワークショップレポート&ミニインタビュー

いつも楽しいRAW SKOOLのワークショップイベント「RAW SKOOL Lab.」、これまで

ATN&GEOM(BATTLE BORN、アメリカ)
LAMAROC(FRESH SOX、オーストラリア)
WAPPER(BORN 2 FUNK)
SCIANTI(BORN 2 FUNK)
PUZZLES(SUPERNATURALZ、カナダ)

と続き、今回は大阪から世界で活躍するYOSSHIを招聘しました。

ワークショップには43名のお申込みを、練習会には10名ほどがさらに参加してくださいました。
世界でも屈指のボディコントロールを誇るYOSSHIの丁寧な説明が続き、2時間半もの濃密なワークショップとなりました。
本当に濃い内容で、2時間半でもまだまだ物足りなかったと思います。

今度はもっと長時間でYOSSHIに経験と知識をシェアしてもらう場を準備したいと思います!
YOSSHIそして参加者のみなさん、ありがとうございました!

また次回をお楽しみに!

ワークショップの様子はRAW SKOOL FACEBOOKページで公開中です!


<YOSSHI ミニインタビュー>

ー今回はRAW SKOOL Lab.の為に東京に来てくださってありがとうございます。YOSSHI君といえばPOWER MOVEのイメージが強いですが、ここ2、3年でYOSSHI君のスタイルは更に進化してきてますよね。

 僕は毎年変わってますね。スタイルもやってることも。自分でそういう意識もしてるし、CREWとしても俺しかおれへんから、っていう意識も持つようにしています。
 ダンスを始めた当初は特に自分がBBOYだって意識も持ってなくて、ただ単純に回るのが好きでやってましたね。
 当時はSuicidal Lifestyleのアティラをよく見てて、服装とかも真似したりとかしてました。
 何故かエアーとヘッドスピンは最初あんま好きじゃなかったですね(笑)。でもビデオでめちゃくちゃ綺麗にエアーを抜く映像を見てからは凄く練習しました。いろんな人のエアーを見て。
 でも途中でPOWER MOVEに飽きを感じ始めたんですね、ずっとやってたし。
 そんな時にKING UP ROCKを知って、KING UP ROCK格好良いなって思って、そこからいろんな人に聞いたり自分で学んだりしてる内にBREAK BEATSが好きになっていきました。

ーPOWER MOVEを極めた感じって、あるんですか?笑

 そんな、全然極めてないです(笑)
 でも、自分がやってる中で気づいたのが、POWER MOVEじゃなくて小技が得意やな、って事なんです。
 POWER MOVEだけ凄いとかってのは嫌やったんですよ。技凄いけどFOOTWORKあんまやな、とかでなめられるのが。やるならちゃんとスタイルもやりたいなと思って地道にずーっと練習してました。皆が相変わらずラビットとかやってる横で(笑)
 ちょっと恥ずかしい思いしながらもFOOTWORK頑張ろうって思ってめちゃくちゃ練習しましたね。元々格好良いのが好きやったんです。
 当時は回るのに必死だったんですけど、それを思い出して格好良く踊りたいなって。でも自分が何年もやってきたPOWER MOVEは捨てたくないし好きやからやるんですけど、自分にしか出来ないスタイルでPOWER MOVEもしたいなって思い、徐々に今のスタイルになっていきました。

ー最近は、アクロバットも取り入れていますよね。

 ダンスを始めた当初はバク宙ぐらいしか出来ませんでしたが、Kamel(Boogie Brats)がWebsterをやってるのを見た時にめっちゃ格好良い!って思ってtrickingを始めました。
 丁度その頃オーストラリアに行ってて、オーストラリアはtrickingも盛んなんですが、見よう見まねでずーっとやってWebsterだけマスターしてきました。
 そこからは遊び遊びでやってましたね。とりあえずWebster出来るようになって嬉しかったんで(笑)
 で、しばらくしてからtrickingとして蹴りとかもちゃんとやり始めて、そこからもうめっちゃ好きで、ダンスとは別にちゃんと練習してます。

ーMORTAL COMBATのネクストジェネレーションメンバーのオーディションを行っていましたが、それについて聞かせてもらえますか。

 『MORTAL COMBAT NEXT GENERATION PROJECT!!!』は、自分達も長くやっていける訳じゃないから、自分達の名前を残したいと思ったのがきっかけです。日本ではあんまりいないですけど、海外のCREWだと下の世代の子達をメンバーに入れて名前を残していくじゃないですか。自分達にはその考えがあって、自分達が終わったらMORTAL COMBATは終わって過去のCREWにされてしまう、ってのが嫌なんですよ。
 だったら今からキッズを育てようって話になって、オーディションを開催しました。

ーYOSSHI君個人として、MORTAL COMBATはこれからどういった事をしていくんでしょう?

 僕個人としては、アメリカとか海外に長期で行って、まだまだいろんなこと経験したいですね。
 勿論ダンス以外のこともしてみたいし、trickingもちゃんと頑張りたいですね。いっぱいある中の一つですが。
 MORTAL COMBATとしては、今舞台の話が来たりとかして、大きい仕事に繋がったりしてるから、その辺を固めるのがCREWの目標ですね。
 4/6にやるMORTAL COMBAT単独公演の『The LIVE』は大きいきっかけになると思います。僕らだけで2時間やるんですが、ダンスをしてない一般の人にも見てもらえる内容で作ってます。これを成功させれたら次の公演も出来るし、実際これをやることで他から話も来てたりしてますね。
 こういう事で人に見られる機会が増えて、それがどんどん広がっていって、自分達が思いもしなかった仕事が出来るようになって、MORTAL COMBATとして未知なる可能性をもっと広げていきたいですね。


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