2013.12.18
RAW SKOOLでは以前、片足を失ったBBOY Tommyguns (Renegades/ILL-Abilities)のインタビューを行いました。
その刺激あふれる言葉の数々に感銘を受けた方も多いと思います。
今日はそのTommyのILL-Abilitiesのチームメイトであり、ILL-Abilitiesの生みの親であるLuca “Lazylegz”の最近のTV出演の様子をフィーチャーしてポストします。
実はLazylegs、先日のRAW SKOOL JAM 2013 “Canada Edition”で来日したPiecezとも親交の深いカナダ人で、地元モントリオールでは同じくゲストで来日していたLost Childなんかもとても仲が良いんです。
このLazylegzのTV出演、会話もめちゃくちゃポジティブな内容。前向きに、”No Excuses, No Limits”というILL-Abilitiesのメッセージを体現し続けるLazylegzに最大級の賛辞を送りたいと思います!
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ーLazylegz(「怠け者の両脚」)なんていうお名前なのよね。どんな病気なの?
ーまずこの場に呼んで頂いて本当にありがとう。誕生日と最後の試験が重なったような、最高の気分だよ。
僕の病気は、関節や骨に影響する病気で、最初僕は脚と肩にきた。生後7ヶ月のときから17歳のときまで、今まで16回の手術を受けてきたよ。
ーそれで最初はスケートボードだったのよね?
ーそうだね、やんちゃだったから(笑)、Breakin(ブレイクダンス)の前はスケボーに熱中したね。右膝と左手をスケボーに乗せて、右手でプッシュするって感じで、自分のやり方で乗ってた。色んなトリックをやって、自分のスタイルをつくっていたよ。
それから15歳の時にダンスを始めた。膝の手術をしてからスケボーに乗れなくなっちゃったんだ。友達が誘ってくれて、「いいかも?!」って感じでね。
僕がBreakinで好きなのは、自分のスタイルをつくるのがとても大事だってことだね。僕は腕の力と、松葉杖を腕のように使う感じのスタイルだよ。
ーワオ!そして、あなたと奥さんで障害のある子どもたちにダンスを教えてもいるのよね。
ーそう、僕の妻とで、障害のある子どもとその親のためのダンススクールプログラムをやっているよ。もうダンスが出来ないとか思わせたくないんだ。
そこでは、”No Excuses, No Limits”っていう考え方を教えたいんだよ。それは、間違った言い訳をしない限り、やりたいと思ったことは何だって達成する力をみんなが持っているんだ、ってことなんだ。
挑戦するならベストを尽くして、自分を信じることを学ぶことで、何だって出来るんだってことをね。
限界は無いんだ。
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