2013.05.31
1990年代なかばから、その爆発的なスタイルで一世を風靡したBBOY IVAN。
先日のRolandに続き、今回は、彼が昨年「Catch The Flava」でオリジナリティについて語った内容が刺激的なのでポストします。
多少の意訳もありますので、是非英語での生の表現もご覧になってみて下さい!
ーシンプルに、楽しめばいいのさ。
今はアイディアあったりコンセプトを教えるワークショップがたくさんあるけど、オリジナルである唯一の手段、それは、その瞬間、その場で、自由にやるってことだ。
10%はリハーサルで、90%はその場で起こる偶然だ。
その瞬間-瞬間に、自由になるべきだよ。ひとつひとつの瞬間が大切だ。
練習して、トレーニングして、準備して、何かに書いたって、その来るべき瞬間に、感じたことをやらないとね。
僕にとっては、それがリアルなオリジナルさ。感情の表現だ。
マネはできるけど、同じには決してならない。
生きた時間を生きているからね。その間にどんどん新しいものを創りだすんだよ。
それがステップアップするってことさ。昨日やったことを今日違うようにやってみる。
それにはインスピレーションが必要で、それはその瞬間に、一歩踏み出してみるってことなんだ。
そしてその瞬間っていうのは、やっぱり練習していないとダメだってこと。
そしていい練習と、技術や本当に必要なことを教えてくれる人が周りに必要だね。
「君はKEN SWIFTを観すぎて、KENに似てるね。自分の踊りをしようよ」とかね。
みんなそれぞれが違う身体を持っているんだ。みんな特別なんだ。
鳥のように自由に、その瞬間瞬間に、常に内にあるエネルギーを使ってダンスするべきだってことだ。
君をインスパイアする他の人のやり方が自分に合わないと感じたら、それがオリジナルってことさ。
コピーするんじゃなくて、自由になるっていうことだ。
今、その瞬間その場で、自分を開放してくれる何か新しいやり方を試してみよう。
これはこう、こうでなくちゃ、こうだった、とかじゃなくて、コピーするんでもなくて、刺激を受け入れよう。
マネはできるけど、同じには決してならないっていうのは、そういうことなんだ。
だからKENのような人の功績は輝き続けるし、ずっと影響を与え続けることが出来るんだ。
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