2012.09.22

RAW SKOOLが各地の学校や施設に出張で行っている無償ワークショップも、数えること12回目！

先日、9月12日に、東京都立葛飾ろう学校様にお邪魔してきました。
中学校1年生〜3年生の全クラス、合計38名の生徒さんを対象に、YOSHI、SCIANTI、KOSK、ABの4名でブレイクダンスのワークショップを実施しました！

ろう学校と聞いて、「？」と思われる方も多いと思います。
そう、聴覚に障害を持つ子どもたちの学校ですね。
始めは我々も不安がありましたが、子どもたちのパワーに逆に圧倒され、あっという間に1時間15分の時間が過ぎてしまいました。
何よりも、踊りたい、楽しい、分からない、聞きたい、という子どもたちのレスポンスをどんどんぶつけて来てくれるので、本当に楽しくやり終えることが出来ました。

担当教諭　数馬梨恵子先生より

“この度、RAW SKOOLのワークショップを本校で実施していただき、一番感じたことは、『”本物”、”良いもの”を自分の目で見ることがいかに大事か』と言うことです。

生徒は皆、聴覚に障害があり、音楽が聞こえにくかったり、講師の先生の話を聞き取れなかったりします。
最初はダンスに消極的な生徒もいたかもしれません。
しかし、近くで先生の迫力あるダンスを見て、コミュニケーションをとりながら丁寧に教えてもらえたことで、最後には全員が真剣なまなざしで先生を見ながら、ダンスを楽しんでいました。

ワークショップが終わる頃の体育館の一体感、そして生徒の充実した表情を忘れません。
”本物”、”良いもの”を間近で見る機会を与えていただいたことが、生徒の意欲や今後の目標につながったことと思います。
ありがとうございました！またよろしくお願い致します。”

 

RAW SKOOLにとっても、非常に思い出深い経験になりました。
葛飾ろう学校のみなさん、ありがとうございました！