2012.06.12
WBC世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太選手。
実に15年もの間、スケボーを愛し続ける佐藤選手にミニインタビューをしました。
スケボーとボクシングの関係、スタンス、それから、ストリートで何かに夢中になる子どもたちへ、佐藤選手からのメッセージです。
-スケボーとボクシングの関係
とにかくラクにラクに。やりたいことをやりたいようにやる。例えばみんながオーリーやって物を飛んでても、オレは別に飛ばなくていい。「アイツ変な技ばっかやってんなぁ、気持ちわりぃなぁ」って思われても、気持ち悪くてカッコイイと思うし(笑)。
例えば変則的な相手をからかうようなパンチをするっていうのも、あれはスケーター的発想だよね。引っかけてやろうっていう。ちょっと人の奇を突いてやろうっていう、スケーター的な性格でボクシングしてるから。だからボクシング界ではもちろんあまり好かれないし、変わり者とは言われてます。
スケーター的発想で世界を取れたっていうのは、オレはものすごく嬉しくて。ストリートで遊んでるやつがボクシングっていう世界で、スケータースタイルで乗り込んで世界を取ったっていうのは、自分のことを言うのもアレだけど、やっぱりロマンだよね(笑)。だから、そういうボクサーであり続けたい。
-ストリートに夢中になる子どもたちへ
今面白いと思って必死でやってたら、例えば5年後とか10年後とか、何か身になってなくても、あの時最高だったからいいやってなるよね。
たぶん、色んな事がそうなんじゃないかな。だから、スケボーにすごい長い時間を費やして、後で大人になって『あのとき時間を無駄にした』とは思わないよね、たぶん。そこで仲間とかをいっぱい作るのが、勉強とかよりオレは大事だと思うし。
もうホントに、仲間を大切にして、仲間を作って。損得勘定で仲間と付き合っちゃいけないけど、人生の色んな、大きな武器になるから。だから仲間を作ってほしい。でも、自分が誠実じゃないと仲間も増えないから、仲間に誠実にね。
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