日本初のストリートカルチャーNPO|RAWSKOOL

BBOY Roland (BATTLE BORN/STYLE ELEMENTS) インタビュー by TCK Pro

昨年のRAW SKOOL JAMゲストチーム BATTLE BORN のメンバー Roland が、最近 STYLE ELEMENTS に加入しました。
1990年代から世界中に影響を与え続けてきたSTYLE ELEMENTSに迎え入れられたRolandのインタビューが非常に刺激的な内容なのでポストします。

そのオリジナルスタイルで間違いなくトップBBOYの1人である彼は、2人の息子を持ち、フルタイムの社会人として働いています。
「I’d rather live to dance than dance for living(ダンスで食べるというよりは、ダンスをするために頑張って働く)」というスタンスは、トップBBOYの中では非常にユニークです。

簡単に要約してみますので、是非ウォッチしてみてください。

ー最近はBATTLE BORNとして活躍しているけど、最近STYLE ELEMENTSに加入して、何か変化はある?

正直何も変わらないね。自然な流れだし、BATTLE BORNは止まらないし、STYLE ELEMENTSはファミリーの延長だよ。STYLE ELEMENTSはオリジナルであり続けるように刺激を与えてくれるんだ。俺たちの原点を教えてくれるし、STYLE ELEMENTSがしてきたことを自分も担いたいと思っているよ。

ーRoland自身はすごくユニークなスタイルだけど、どんな影響を受けてきたの?

たくさんあるね。もちろんCrumbsやRemind(ともにSTYLE ELEMENTS)とか観てきたよ。Breakinは、本当に自分がどんな人間なのかを示すことが出来る場所だって思ってる。絶対に忘れてはいけないのがファウンデーションで、自分自身のスタイルをクリエイトして築くためにはなくてはならないものだよ。

ーこの先は何か考えてるの?映画に出ようとか、ワークショップをしようとか。

ははは、みんな聞いてくるんだけど、ただバトルに勝つだけだね。ちょっとみんなと違うかもね。俺はダンスで食っていくよりは、ダンスをするために働くよ。そのほうがしっくりくる。Breakinは、必要であって、戻る場所って感じだね。

ーあんまりダンス業界的なことには興味がないのね。

そうだね、興味がない。何にも期待していないよ。映画とかどうでもいいし、それよりはやばいムーブとリスペクトが欲しいよ。BBOYはそういうお金とか仕事とかの物質的なことじゃなくて、他の何かを得るために情熱を注いで、愛することが出来るものなんだ。みんなに言いたいね。

ーたくさんのキッズダンサーがいるけども、Rolandにも2人の息子がいて、ダンスをやらせたりしているの?

全然だね。全く。練習には毎日来るけどね。若いうちに何かを始めさせられると、本当に好きじゃない限りは簡単に飽きてしまうよ。その可能性は本当に大きいと思うね。神の子みたいなキッズが大きくなってやめちゃうのをたくさん見てきたよ。すべては子どものためを思って、タイミングだと思うね。

ーBBOYとしてはこれからどうしていきたいっていうのはあるの?

それも全然考えていないね。例えば家の中で何かモノを探すのって疲れるし、見つからないでしょ。放っておいたら見つかるさ。もし1日中Breakinしていたら、なにもクリエイト出来ないだろうね。ツナ缶を開けたり、犬にえさをやったり、子どもと変なアニメを観たり、家族や子どもと過ごして、日々を向上させるのさ。Breakinはストレス発散の場所であって、あとは健康でハッピーでいたいよ。

BATTLE BORN、HEAD HUNTERZ、STYLE ELEMENTSそして世界中のBBOYを愛しているよ!

RELATED

    記事はありませんでした


PAGE TOP
Copyright. RAWSKOOL All Rights Reserved.